住宅(リフォーム)ローンについて
新築の住宅を購入して10年も経つと色々な個所に修復が必要になってきたり、家族構成の変化などもあり、リフォームするご家庭も多いでしょう。
壁の塗り替え、水廻り、シロアリ駆除など気になる場所はたくさんありますが、リフォームには多額の費用がかかります。このリフォームにかかるお金を捻出するため、金融機関で行っているリフォームローンというものがあります。
リフォームローンは家の改築だけでなく、洗面所やキッチンのシステム関連、家具の購入、庭や車のガレージなどの屋外関係のもの、外壁の塗り替えなどにも使うことができます。
上手なローンの使い方は、まずリフォームにかかる金額の目安をはっきり掴み、自己資金2:ローン8の割合で予算組をすると、バランスが良いといわれています。リフォームローンは色々な金融機関で利用できます。
銀行での無担保リフォームローン
銀行でのリフォームローンはほとんどがこのローンになり、無担保でローンが組めます。融資限度額は50万円から500万円程度となっていて、リフォームのよう小規模の融資にはぴったりです。
ただし、銀行でのローンは多くの書類の提出をする必要があります。役所や勤務先などで書類を取り寄せたりする必要もあります。また、場合によっては銀行へ直接足を運ばなければいけない場合も出てきます。無担保ローンですので、有担保ローンより金利は高くなります。
銀行での有担保ローン
基本的には住宅ローンと変わりがありません。保証料、手数料、抵当権設定登記などの費用がかかり合計すると結構な金額になります。
提出書類もたくさん集めなければいけませんので、手間も時間もかかります。
しかし、大掛かりなリフォームで多額の費用がかかるときは、高額の融資が可能なこの有担保ローンのほうがローンが組みやすい場合もあります。
クレジット会社でのリフォームローン
クレジット会社のリフォームローンで良い所はローンに関する手続きが簡単な所です。リフォームを依頼している業者に申し込むだけで、全期間固定の低い金利で、無担保での融資を受けられます。
金利が銀行よりも高めですが、借入金額が低く、短い日数での返済が可能ならばクレジット会社のリフォームローンの方が安くなる場合もあり、審査の時間も即日可能という所があるほど早く完了します。
リフォームローンの控除
条件はありますが、住宅ローンと同じように、費用が100万円を超えるものはリフォームローンも税金の控除の対象になります。