光触媒塗装とは
「光触媒」という言葉を徐々に耳にするようになりました。「光触媒」とは植物が光合成をするように紫外線によってエネルギーを発し、太陽などの光の力で働き始める触媒です。自然の力だけで悪臭や汚れを除去してくれたり、有害物質やそれによる悪臭などを軽減してくれます。
光触媒をコーディングした人工の観葉植物もたくさん販売されています。部屋に置くと部屋の空気もきれいになり、消臭効果があると家庭やオフィスなどで注目されています。
光触媒塗装の効果
最近、塗装業界や建築業界では話題になり注目を浴びている光触媒塗装。この光触媒を外壁にコーディングすると、太陽の光で「超親水性状態」になって水をはじくようになります。
活性酸素を発生させ、強力な分解力を発生し、壁が汚れても太陽の光がその汚れを分解し汚れを浮き上がらせます。浮き上がった汚れを雨が洗い流してくれますので汚れも付きにくくなります。
その結果、人の手で掃除を行わなくても自然の力だけで壁をキレイにしてくれるという優れものです。
光触媒の良い所は化学物質を使わないので環境にも優しく、地球のエコにも繋がるところです。
しかも、太陽光が光触媒にあたる事でカビや細菌の繁殖を防いでくれますので、建物も劣化しにくくなります。以前は抗菌剤を使って抗菌を行っていましたが、シックハウス症候群などが問題になり、抗菌剤を利用するところも少なくなったようです。光触媒は、化学薬剤を使わず自然の力でカビの発生を抑えるので、環境だけでなく健康にも優しいと言えるでしょう。
光触媒塗料と健康
光触媒塗料は自然塗料です。
有害な物質を一切含んでおらず、地球上にある自然のものだけで作られています。
新築の住居やリフォームしたばかりの部屋にいると、目のチカチカ、めまいや吐き気などの症状がでるシックハウス症候群が社会問題にもなりました。
ホルムアルデヒドやトルエンなどから出る高い濃度の化学物質の中で暮らしている事で身体に色々な影響がでてしまいます。安易な化学物質を使ったために出てしまった重大な問題の一つです。
また、光触媒を室内の天井や壁などにコーディングする事により、ホルムアルデヒドやトルエンなどの悪臭や有害物質を分解し、濃度を低下させる事ができ、さらに室内の空気の浄化も期待できます。
光触媒塗料の使用できるところ
光触媒塗料が使えるところは外壁、内壁だけではありません。
家の中の色々な場所にも使用できます。お風呂場に使えば湯垢付着の防止になり掃除の時も洗剤を使わず軽くこするだけできれいになります。
キッチンでは油汚れなどのベタつきを防いでくれる優れものです。光触媒塗料によって家事の負担が減らす事もでき、まさに夢の塗料と言えるでしょう。