建物本体以外にかかる費用はどの位?
建物本体以外に外構、屋外給排水工事や税金・保険料・引越代金など、費用は実に多岐にわたります。意外とかさむこれらの費用は、あらかじめしっかりと把握しておきたいものです。
建物本体以外の諸費用は一般的には総費用の約20%程度必要だと言われていますが、家電・インテリアのグレードにより20%を上回ることもあります。それでは建物本体以外の内容をご説明しましょう。
本体以外のオプション
本体価格の他にオプション工事費が項目別として***万円とあります。これらオプション工事とは、キッチンやトイレ、ユニットバス、照明器具やカーテンであったりします。
ただし、契約内容によりキッチン、浴槽なども本体価格に含まれる場合があるので、業者により確認が必要になります。
費用を抑える方法としては、オプションのカタログから選ぶのをやめ、量販店やスーパーなどで低価格で購入し高額オプションを減らすという方法もあります。
諸経費
登録免許税や印紙税といった税金、登記に関する費用、ローンを使う場合は抵当権の設定が必要になります。これら司法書士や調査士に依頼することで手数料が発生します。また、団体信用生命保険、火災保険など各種保険料が必要となります。
解体業者
建て替えを行う場合は、取り壊し費用も発生します。解体業者にもよりますが、およそ50,000円/坪は考えたほうがいいでしょう。そうすると解体業者へ支払う代金も数十万~数百万は必要になってきます。これらもばかに出来ない金額です。
地鎮祭・上棟式
地鎮祭では、地元の神主にお願いして敷地を清め、工事の無事を祈ります。上棟式は、家の土台が出来上がり、骨組みが完成したあとに建物に災いが無いようにと祈ります。
このとき、神主さんや工事関係の人にはご祝儀を用意します。地鎮祭での神主さんへは15000円~30000円ほど包みます。また、工事関係の人には5000円~を人数分用意します。最近では簡略化されてはきているようですが、担当者などにあらかじめ相談するとよいでしょう。また、工事の騒音などの迷惑を考えご近所さんへも菓子折りなどを持って挨拶に回ります。
引越し・仮住まい
仮住まいとは、家を建て替えるときに一時他の物件に引越しをすることを言います。
この仮住まいの場合には、一般賃貸契約と違い一時使用賃貸借という契約があります。
立ち退きトラブルのないようにするために貸主が設ける場合があるようです。ただ、仮住まいと言っても貸主によっては一般賃貸契約を希望する場合も多いようなので注意が必要です。