新築Q&A
リフォームの方が費用が安いと思われがちですが既存のものを壊したり、家の傷み具合などによって結局、新築するよりも費用がかかってしまうケースもくありますので、今度は新しく建て替える時に良く聞かれるQ&Aをご紹介します。
Q.新築にした方がいい場合
A.家が傾いていたり、柱などがシロアリの被害にあっている場合、家の基礎である骨組みや柱に問題がある場合は建て替えをした方が良いでしょう。
改装する場所が家全体の合計面積で約8割以上になる場合は、新築住宅を建てるよりも高額になってしまうと言われていますが、専門家に実際に見てもらって見積もりなどを出してもらうとより明確になります。
周囲にマンションなど高い建物が建ってしまい、日当たりが悪くなってしまった場合にも新築を考えた方が良い場合があります。
Q.業者選び
A.大きく分けて、大手ハウスメーカーに頼む場合と地元の工務店や建築会社に頼む場合があります。まずはどちらの業者にも過去の実績を見せてもらいましょう。
大手ハウスメーカーにはすでに間取りなどが決められている既製品の家もあります。もしその家が希望に合えばプランを考える手間が省けます。工事の段取りもシステム化されている所が多く、納期などはきちんと守ってくれるようです。
地元の工務店の良い所は、トラブルがあってもすぐに駆けつけてくれる点でしょう。細かい希望を聞いてくれる業者も多く、思い通りの家が建てられるでしょう。大手ハウスメーカーよりは費用は安いようです。
まずは、何社かの見積もりを取り、相談し比較して自分のプランに合った納得いく業者を探しましょう。
Q.家の建て替えには家の工事の他にどのような費用がかかる?
A.まず、家を取り壊さなければいけませんので「解体費」がかかります。また地盤が緩くなっている場合は補強工事なども必要です。最近はやらない方も出てきていますが、上棟式、地鎮祭などの費用もかかります。
その他、仮住まいのための費用、契約印紙などの諸税、、登記費用、不動産取得税、司法書士への手数料、引越し費用、カーテン、照明器具、家電製品など大体、建物の10%~15%くらいの費用がかかると思っておいた方が良いでしょう。
Q.前の家より小さくなる?
A.現在は、全面の道路の幅や建ぺい率、セットバックしなくてはいけないなど数十年前と建築基準法が変わっています。もし敷地内いっぱいに建物が建っている場合、この建築基準法により建て替えをすると家屋が小さくなってしまう場合もあります。最悪の場合、建て替えができないという事もありますので、事前に自分の家の土地の規正をしっかり確認しておく事が大切です。