生活環境風水術
家の間取りに風水を利用する事が最近人気となっています。風水とは、人が快適にその住居で暮らせるかを占うものです。長年の統計に基づいて出された結果で科学的根拠があると考える人もいますが、こればかりは信じる人と信じない人がいるでしょう。
しかし、気にする人は多く、風水を取り入れた設計を売りにしている住宅もあるほどです。
風水で良くする
風水の基本は、良い「気」を家の中に取り込む事で、住む人の運気を上げるというもの。
「気」の流れは天地のエネルギー。この「気」の流れをうまく利用しようというのです。「気」の流れから、住宅の向きなどを決めていき、自分達の住みやすい環境を整えていきます。
風水は居住空間全体に取り入れる事ができます。特に玄関は「気」が入ってくる場所であり、寝室は気を取り入れる場所ですので、位置や方向に重点を置いて考えたほうがいいと言われています。
玄関を風水で考える
人がいつも出入りする玄関。気も同じで玄関から入ってきます。風水では、玄関から入ってきた気を家の中に取り込み流れを作り出します。家の中全体に気を行き渡せる事が住む人の運気アップに繋がります。
気が入りやすいように玄関はなるべく広く取りましょう。障害物があると気が入りにくくなりますので、色々なものを置いたりせず玄関にも収納を作り、いつも生理整頓してキレイにしておきます。靴を出しっぱなしにするのも避けましょう。
個人住宅では、玄関の吹き抜けは風水的によくないとされています。気が2階にすぐ上がってしまって家を循環しないからです。正面に窓をつけるのも気が逃げやすいので避けたほうが良いでしょう。
土地を風水で考える
家を建てるには土地が必要です。風水では、地形や、場所などから、運気が上がるか、災難にあわないかなど調べる事ができます。土地には風水的に良い土地、悪い土地があります。土地の風水鑑定では、土地の気の流れや大きさをみます。元から気があまり無い土地だと鑑定でも悪い結果になってしまいます。
もし、風水を気にするようでしたら、風水師に頼んで始めから風水的に良さそうな土地を探すのが一番良いでしょう。風水では一般的に四角形の土地は住む人に安心感を与えると言われています。
逆に三角形などの土地はエネルギーである気がどんどん抜けていってしまうので、健康運や金運が逃げていくと言われています。
もちろん、風水の事だけ考えていても気に入った土地には出会えません。
風水鑑定も生活環境にもばっちり合っているという土地を探すのは難しいでしょう。どちらを優先するのかはあなた次第です。じっくり考えましょう。